第43回経済界大賞優秀経営者賞 大原孝治
経済について
第43回経済界大賞優秀経営者賞 大原孝治
大原孝治社長は、総合ディスカウントストアの「驚安の殿堂ドン・キホーテ」を中心に展開する、ドンキホーテホールディングスのトップの方です。
ドンキホーテホールディングスは、近年の通販事業の大きな成長の中、実店舗経営が中心にもかかわらず売上を伸ばし続けています。大原社長が中心となり、顧客最優先主義に基づいた個店主義を貫いていることが、大きな成功要因となっています。顧客のニーズは店舗ごとに異なる上に日々変化していきますが、個店主義によってスピーディな対応の実現に成功しているのです。
また、挑戦し続けているということも成功要因の一つであると言えます。2007年には再建途上だった長崎屋を買収し、MEGAドン・キホーテとして再生に成功しています。次に着眼したのが、総合スーパーです。総合スーパーは産業構造や経済環境などの変化に伴い、ビジネスモデルそのものが成り立たなくなり、収益を上げることが難しくなっているのが近年の大きな傾向です。ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下の総合スーパーを手掛けるユニーも業績不振に陥っており、ドンキホーテホールディングスは、2017年8月に業務・資本提携することを発表しました。
今回のユニーとの提携により、ドンキホーテホールディングスが持つ低価格かつ多岐にわたる商品ラインナップと、ユニーが持つ生鮮食品の品揃えを言った強みが合わさり、新たな総合ストアが誕生します。このように、既存観念にとらわれることなく、時代の変化と共に自らも変化していくという姿勢が、大原孝治社長のリーダーシップやカリスマ性につながっているのです。